頭部は文字通り人間の司令塔であり、
口の運動機能だけをとってみても、
咀嚼、嚥下など人間の生存に必須の摂食機能、
それに人類のみに与えられている構造
すなわち会話機能が、舌、口唇、口蓋、顎、歯など
同じ構成要素が協調しつつ、
巧みに使い分けられているのである。
そのような領域に欠損や障害が生じた場合、
移植手術や補綴治療を行っても
機能や整容性の完璧な回復は望めない。
そんなことなら「死んだほうがましだ」という
選択をとっても、口腔がんを末期まで放置しておくと
最期は気道閉塞で、それこそ地獄の苦しみにつながる。
・・・鶴見大学歯学部口腔顔面外科口座
准教授 川口浩司 先生のご講演抄録より・・・
『歯科医療プロフェッションが人の尊厳を守る』
2月11日（祝）9:30～12:00
場所：秋葉原UDX
料金：4,320円（税込）
定員：30名
申込：こちら
